ハッカソン負け方講座 〜 総論編 〜

2025-12-12

 どうもハッカソンを2年間で計30回以上出場したやづやです(完全にハッカソンgeek)。その中でさまざまな賞を受賞してきました。しかしその裏で恐ろしいほどたくさんの「負け」を経験してきました。その中で特に、「ハッカソンの負け方」について話していきます。

アドベントカレンダーのために「勝ち方」が聞きたいか「負け方」を読みたいかを調査したところ負け方が圧倒的でした。うちのサークルのメンバーはハッカソンで負けたことがないので負け方が知りたいのでしょうきっと。

そんなネタはおいておいて本記事の内容について書いていきます。

この記事はどんな記事か?

 普通の記事だと負けたハッカソンについては、書かれることがありません。みんな勝ったハッカソンしか書きません。ブログは大体受賞した経験しか書きません。  ここの記事に書くのにあたって「ハッカソン勝ち方」や「負け方」で調べてみましたが負けをうまく書いていた人でも本質にはなかなか辿り着いている記事はなかったです。  しかしながら、失敗から学ぶことが大事です。かの孔子も「子曰く、過ちて改めざる、是を過ちと謂う」と警告しています。ハッカソンなどで負けることは、全く問題ありません(負け方を知って、逆の方法を行えば勝ちに行ける可能性が上がっていくことは間違いないです。

負けるアイディアだし

具体的に負けることが多いアイディア

僕がハッカソンをしてきた中で負けることが多いな〜と見てきたチームがよく作っていたアイディアたちです。

  • SNSをつくる
  • メモ帳を作る
  • エディタをつくる
  • 日記をつくる
  • 出会い系アプリをつくる

これらがだめというわけではなくて、ハッカソンの期間中にそれらを体験してもらえないことが問題で負けることが非常に多いと思っています。

アイディアの段階でよくありきたりなアイディアは基本的にまけれます。

負けることが多いアイディア

  • 明確な課題感がない
  • MVP困難
  • 使えないものをつくる!
  • 理解されないものを作る(これは別にハッカソンだからいいけど何に使うのが見えないものは基本的に評価はされない)

MVPとはMinimum viable productの略称で必要最小限のプロダクトの意味です。それができなければ基本的にハッカソンでは負けることができます。MVPの中でも特にその期間中につくることが難しい部類にあるようなものをハッカソンで開発する場合は評価されるものがアイディアだけになるので難しさがさらに高くなります。これは負ける確率を高めます。ぜひ難しいものに挑戦しましょう!

負けるための開発

実は負けるために開発をダメダメにしようとしてもハッカソンではなぜか開発がダメダメだったとしても実はあまり関係ありません。なぜなら

  • オーディエンス投票の時はスライドは適当なら負けれる
  • 課題感をオーディエンスに伝えない・課題感を自分たちでわかっていないのに開発する

からです。スライドでは基本的にできなかったことを言いましょう。基本的に人はできなかったことを言うとそれに対して見ようとする意識はなくなります。

ではこの一般論を見た上で僕が負けてきたものを振り返ってみましょう。

(まとめ)ハッカソンで負けるには

基本的にハッカソンで負けると言うのはこの自分でのアプリケーション開発においてどうしてアプリ開発するのかと言うことに対して考えましょう。その際にアプリケーション開発とは結局のところどのような価値をユーザーに与えることができるかどうかで変わります。つまりハッカソンで負けるためにはそのアプリケーションの魅力がないように見せつけることができればそれは評価されないことになります。

自分のハッカソンの負けの体験談も同日に公開予定なのでぜひそちらもチェックしてみてください!

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